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硬式テニス部ニュース

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2018.06.19

お礼と感謝(長文です)

「先生、ブログを更新してください。

先生が団体予選の結末を書いて頂かないと、

私たちはテニス生活を終われません。」

先日ある保護者の方から頂いた言葉です。

 

様々な想いが錯綜し、

長い間このブログを書けずにいました。

そして地震翌日の休校日にこのブログを書いています。

 

北陽高等学校硬式テニス部、

そして関西大学北陽高等学校男子硬式テニス部として、

三十余年もの伝統ある当クラブですが、

おそらく初めて本戦を経験できませんでした。

 

5/6(日)鶴見緑地庭球場で行われました、

春季総体団体戦予選ですが、

大阪学芸高校との決勝で、

1-2で惜敗してしまいました。

 

大阪学芸さんは、

シングルスこそ本戦に出ていませんでしたが、

ダブルスで2組が出場し、

1R突破も果たしている好敵手でした。

予選ドローが組まれた瞬間から嫌な予感はしていましたが、

キャプテンの「絶対勝ちます」という言葉に励まされました。

 

今年度の春季個人戦は、

シングルス5人・ダブルス3組という

好結果であったこともあり、

当然勝たなければいけないという

プレッシャーのようなものが、

選手・顧問ともにあったと思います。

 

それに比べて大阪学芸の選手は、

本当に楽しそうにプレーをしていたように感じます。

当然本校の選手も精一杯プレーをしていました。

しかしそこには悲壮感が感じられ、

その悲壮感をぬぐってやれなかったことに、

顧問・監督として至らなさを痛感しています。

思い起こすと「こうしてやれば…」と今でも思います。

選手諸君はもっと思っていることでしょう。

 

私の学生時代は、

テニスとは別の競技に打ち込んでいました。

国体に出場させて頂いたこともあります。

怪我でプレーできずに挫折感を味わったこともあります。

しかしここまでの悔しい想いはありませんでした。

単に悔しいだけでなく、

選手諸君に申し訳ないという気持ちでいっぱいです。

 

今でも最後のシーンが焼き付いています。

ある北陽の先生にこの話をしたとき、

「一生忘れられへんよ」と言われました。

私は一生忘れないと思います。

 

しかし保護者の方から頂いた言葉のとおり、

このブログを更新しないと、

私にとってのインターハイ予選が

終わらないと気づかされました。

 

このブログを更新し、

気持ちの整理がつかないまでも、

しっかり区切りをしないと、

新チームとしてもスタートできない気がします。

 

ここまでの思い入れの強い活動をさせてもらっている

それはとてもありがたいことだと思います。

我々が社会人になって、

当たり前の毎日が過ぎていくだけの日々を送りがちです。

私もこのチームに出会うまでは、

そうだったのかもしれません。

 

しかしこういう思いになれるということは、

とても幸せなことだと思います。

畑違いの部活動を受けもつことになり、

推薦がなくなり強化クラブでなくなり、

本当に手探りの状態でここまできました。

毎日悩みました。

 

しかし毎週のように遠征をし、

春には四国遠征、秋には北陸にも行きました。

まるで昨日のようです。

こういうと語弊があるかもしれませんが、

遠足や修学旅行のようで本当に楽しかったです。

選手とはともに笑い、

ともに悲しんできました。

 

最後になりましたが、

応援に来ていただき、

日々生徒たちを送り出して頂いた保護者の方々、

そして一緒に戦った選手諸君、

本当にありがとうございました。

また色々なお言葉をいただき、

身につまされました。

 

この予選のあと、

様々なOBの方や関係者の方からも、

多数ご連絡・ご支援を頂きました。

「今まで北陽OBとしてあまり支援できなかったけど、

これからはOBとしてできる限りのことはさせて頂きます。」

20年以上前の旧北陽時代の卒業生の方の言葉です。

 

本当にありがたく、

本当に頼もしく感じました。

新チームになって学校にも来ていただき、

新チームとしての心構えをレクチャーして頂きました。

 

以前お世話になったメーカーの方も、

ご退職されたにも関わらず、

コートに駆けつけて頂きました。

本当に色々な人に支えられていたんだなと感じます。

 

後で恥ずかしくなって、

この記事を消すかもしれません(笑)

でもこれでようやく私のインターハイ予選が終わった気がします。

感謝しかありません。

本当にありがとうございました!

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