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硬式テニス部ニュース

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2014.11.17

関学との練習試合の結果

11/16(日)関学テニスコートにおいて,

関学さんとの練習試合が行われました。

本校からは,審判講習会に参加する4名を除き,

上位シード選手から1年生の初心者に至るまで,

全員で参加させていただきました。

 

本来は使用できなかったはずのコートを何と6面もご用意いただき,

一人あたり5~6試合と非常に充実した練習試合になりました。

 

しかし本校で勝ち越した者はわずか2名。

全敗も数名いるなど,まさに「惨敗」でした。

やはり関学さん。層がとても厚く,粘り強いテニスをされます。

 

本校選手の特徴として,

「派手なテニスはするが,粘り強さが足りない」という欠点があります。

今年だけでなく,昨年もそうでした。

ぜひ錦織選手のような粘り強いテニスをしてもらいたいものです。

 

14名で6面を使用させていただいたため,

ほとんど休みがないまま連戦連戦という形になりました。

総体やジュニアでは,1回戦・2回戦…と勝ち上るにつれ強豪が登場し,

こちらの体力・集中力も低下します。

今回のような連戦連戦…という形をさせていただいて,

選手たちは自分に足らないもの,特にフィジカル面での至らなさを痛感したと思います。

最後は「腰が痛くなってきました…」だの「足が痛い…」だの本当に満身創痍でした。

ぜひ冬トレで鍛えていきたいと思います。

 

もう一点。

試合終了後に選手がアドバイスを聞きにに来た時に

「今の試合○○やったよね?改善点を挙げるとするとどこ?」

と質問すると「わかりません」と答える場合があります。

その時はわからなくても,

後で振り返られる冷静さをもって欲しいと思います。

 

中国の兵法書『孫子』の謀攻篇には,

  彼れを知り己れを知れば,百戦殆(あや)うからず。

  彼れを知らずして己れを知れば,一勝一負す。

  彼れを知らず己れを知らざれば,戦う毎に必ず殆うし。

とあります。

  敵情を知り,同時にわが力をも知る場合は,戦いに敗れることはない。

  敵情を知らず,ただ自軍の実情だけを知って戦うとき,勝敗は半々である。

  自軍のことも知らずして戦う者は,戦いのたびに敗亡の危険をともなう。

という意味です。

「相手がどんな選手か」ということを知らなければいけません。

しかしそれ以上に「自分がどのような選手か」を知らなければ,

もしくは振り返ることができなければ「戦う毎に必ず殆うし」となります。

まさに「ハートは熱く,プレーは冷静に」です。

 

11/23(日)は,和歌山市民テニスコートにて,

槻の木・近大和歌山さんとの合同練習試合です。

今回の反省をぜひ活かしてください。

 

2年生は今週金曜日から試験1週間前に突入するため,自主練習になります。

23日を充実させるためにも今からコツコツ勉強を始めてください。

 

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